正しいスキンケアのやり方、基本を押さえたやり方でキレイな肌に

スキンケアのやり方を再確認!やっぱり基本が1番大事

「そういえば私のスキンケアのやり方あっているのかな?」と疑問に感じたことありませんか? けっこう何となく聞いた方法で今までスキンケアをしていた方も多いのではないでしょうか。

女性の多くの方は以前から基礎化粧品などを使ってスキンケアをしていましたが、今では男性の方でもスキンケアをしている方がずいぶん増えてきています。

なので、ここでスキンケアの正しいやり方を再確認してみましょう。

「何を使うの?」「順番ってあるの?」など、今まで何となくの知識で行っていた方も今一度スキンケアを見直す機会に!

自分で行うスキンケアには、それぞれ基本の役割があり正しく理解したうえで自分の肌に合った丁寧なやり方でスキンケアを行うことで健やかな美しい肌を保つことができます。

何事も基本を理解してしっかりマスターすることが結果を出すために大切なことです。もしも間違ったやり方をしていると、せっかく使っている化粧品も役割を果たせず無駄にしてしまっているかも・・・

正しいやり方でスキンケアをする理由

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スキンケアとは、健やかな肌を保つために化粧水などの基礎化粧品を使用して肌をお手入れすることをいいます。

皮ふを清潔にして乾燥したり肌荒れしたりするのを防ぎ美しい肌を保つために行います。

その役割は、外から受ける影響
・乾燥
・摩擦
・紫外線など
から肌を守り、うるおいを保つことです。

なぜ、うるおいを保たなければいけないのかというと肌にはもともと「バリア機能」が備わっていてこのバリア機能が外から受ける影響(乾燥、摩擦、紫外線など)から私たちを守ってくれているのです。

ですが、このバリア機能はさまざま影響により機能が低下してしまうことがあります。バリア機能が低下してしまった状態だと肌はさまざまダメージを受けて乾燥肌、肌荒れなどのトラブルを起こしてしまいます。 なので、バリア機能が低下してしまわないように補ってあげることが大切になります。それが保湿なのです。

朝のスキンケアのやり方

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スキンケアの基本的なやり方は下記のような順番です。通常であれば、この順番で行なって問題ありません。ただし、メーカーによっては使用方法や順番が異なる場合があるので化粧品の容器や箱などに記載されている順番や使用方法を確認しながら正しくスキンケアを行っていきましょう。

1. 洗顔:まずは肌を清潔にしてスキンケアの準備を

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まずは、洗顔のやり方から!

朝は洗顔料を使うべきなのかどうか悩んだままにしている人が多いのではないでしょうか?

夜、寝ている間にも肌には、布団や枕の汚れやほこりが付いてしまいます。また、寝る前につけたスキンケア化粧品も肌についています。ですが、そのような汚れは、ぬるま湯でも十分落とすことができるので、朝の洗顔で洗顔料の使用が気になる人は「ぬるま湯(30度〜35度ぐらい)洗顔」でも大丈夫です。

乾燥肌がひどく、皮脂の少ない人は「ぬるま湯洗顔」で、皮脂を落とし過ぎないように注意しましょう。洗顔料を使用したい場合は、敏感肌に使用可能な低刺激の物などで肌に問題がおきないか目立ちにくい箇所から試していきましょう。

オイリー肌の人は「洗顔料での洗顔」が、おすすめです。

オイリー肌の人は、寝ている間にも皮脂が分泌されるので洗顔料で落とすのがおすすめです。ただし、朝はメイクを落とす必要はないので洗顔料といっても優しい洗顔料を使い皮脂を落としすぎないように注意しましょう。

どちらの場合も、ゴシゴシ洗顔は絶対にやめましょう。優しく洗い流すことが基本です。

洗顔が出来たらタオルを押し当てるように優しく顔の水分を吸い取るようにする。ゴシゴシと拭いて摩擦を与えるのはNGです。

また、タオルは必ず清潔なものを使用するようにしましょう。 綺麗にした顔に雑菌をつけることになってしまいます。

2. 化粧水:洗顔でキレイにした肌にうるおいをしっかり与えましょう

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急いでいるからといって化粧水を省くのはNG。いくら、ぬるま湯や優しい洗顔料を使っていても、少なからず皮脂や肌の水分は流れてしまっています。洗顔してそのままの無防備な肌では刺激を受けてしまい乾燥肌の原因につながってしまいます。

《化粧水のつけ方》

1. 使用する化粧水の量は、ほとんどの化粧水で500円硬貨大ぐらいの量が適量とされています。 この量をいっきに付けるとベチャベチャとしがちなので、まずは半分ぐらいの量を手に取り、温めるように手のひら全体に広げて付けていきます。これを2〜3回ぐらいに分けて行います。この付け方の方が肌へのなじみが良くなるのでおすすめです。
※ポイント 手のひらでパンッ!パンッ!と、肌を叩いて付けるやり方は、肌を痛めてしまい肌トラブルにつながってしまいます!特に顔の皮膚は思っている以上に薄いので、やさしくつけることが鉄則です!

2. まずは手のひらに広げた化粧水を顔全体を包み込むよう優しく押し当てなじませます。次に頬から優しく持ち上げるようになじませていきます。目元や小鼻などは指の腹で優しく塗り忘れのないよう、ゆっくり丁寧になじませます。サササーと済ませてしまわないように気をつけましょう。

3. 先ほどの適量(500円硬貨大)の残りの量を、同じように手のひらにとり特に乾燥が気になる部分や細かい部分へ重ね付けしていきます。細かい部分になると思いますので指の腹を使って丁寧に優しく押さえるように付けていきましょう。

4. 適量(500円硬貨大)を全てなじませ終わったら、最後に両手で顔全体を包んで優しくハンドプレスを行いましょう!このハンドプレスが重要なポイントとなります。ゆっくり丁寧に優しくうるおいをお肌に押し込んでいくイメージで行っていきましょう。

5. お肌へ化粧水がなじんだか確認を行います。手にお肌が吸い付くような感覚があれば化粧水がしっかりといきわたったサインです♪

▼『化粧水の正しい使い方』を、こちらで詳しくご紹介しています▼

3. 保湿クリームや乳液:化粧水の水分が蒸発しないようにフタをする。

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せっかく化粧水で水分をいれてもそのままだと蒸発して、さらにもともと肌にあった水分も蒸発時にもっていかれてしまいます。なので、保湿クリームや乳液の油分で蒸発を防ぐようにしましょう。

4. 日焼け止めを塗る

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紫外線は夏だけのものではありません。冬でも意外と強い紫外線が降り注いでいます。 日焼け止めは量が少ないと本来の働きが発揮できないのでメーカー指定の量か記載が無い場合は500円玉ぐらいを塗りましょう。

これで、朝のスキンケアは完了です!

※日焼け止めは、どの日焼け止めでも時間の経過で汗や摩擦で落ちてしまうので、 一日のうちで塗り直しが必要です。

夜のスキンケアのやり方

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1.夜はクレンジングでメイク落としから

夜は、昼間のメイクを落とすことから始めましょう。メイクはしてないけれど日焼け止めを使った場合は、クレンジグで落とす必要があるかどうかを確認して、必要があればクレンジングで落としましょう。

メイク落とし用のクレンジングは基本的には「オイル」で出来たものが多いです。メイク用品は油分を多く含んでいるので、肌に付いている化粧を油で浮かして落とす仕組みになっています。 そのため「乾いた」手で使います。クレンジングオイルを使用するときも一度手を洗って清潔な状態にしてから使うようにしましょう。メーカー推奨の「適量」を取り、額・頬・鼻・あごにのせ両手を使って内側から外側に向かって円を描くように優しいタッチでなじませていきます。

最後はぬるま湯(30度〜35度)で洗い流します。

2.夜は洗顔料を使って1日の汚れをキレイに

夜は洗顔料を泡立ててしっかり洗顔!しっかりといってもゴシゴシ洗うのはNGなので気を付けてください。やり方も基本的には朝の洗顔と同じです。

洗顔料をホイップクリームのようにキメが細かくツノが立つぐらいに泡立て細かい泡が毛穴の汚れをすくいとるイメージで優しく肌の上をくるくるマッサージするように洗顔をしましょう。

洗顔が終ったら、ぬるま湯(30度〜35度)で洗い流します。

おでこやこめかみなどの生え際にすすぎ残しがないように気をつけましょう。

敏感肌や乾燥肌の人は、低刺激で肌に優しい洗顔料を使うようにしましょう。

3.夜も洗顔の後は化粧水でしっかり保湿

朝と同じやり方で、洗顔後は化粧水をつけましょう。

4.保湿クリームや乳液で化粧水の蒸発を防ぐ。

化粧水の後は、しっかり保湿クリームや乳液で水分を閉じ込めて夜のスキンケアも完了です!

最後に、スキンケアの前には「手をしっかり洗うこと」「顔まわりをスッキリさせておくこと」を忘れずに!

手はいろいろなところに触れることが多いので雑菌も多くなりがちです。そんな手で洗顔やクレンジングを行うと手に付いていた雑菌を顔に伸ばし広げることになってしまいます。

めんどくさく思いがちですが、ハンドソープなどでキレイ洗ってからスキンケアを行いましょう。

髪の毛も、後で結んだり、ターバンやヘアバンドなどで顔まわりに髪がかからないようにしましょう。 特に前髪に気をつけるようにしましょう。すすぎ残しや、毛先についた洗顔料が顔についてしまうなどせっかくのスキンケアが台無しになってしまいます。

スキンケアの基本を理解して、正しいやり方で自分にあった基礎化粧品を選んでしっかり続けて自信の持てる健やかな美肌へ近づきましょう!

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