ロベクチン プレミアムクリームはアトピーで敏感になっている乾燥肌にも使える?

ロベクチンのプレミアムクリームは開発のコンセプトとして『抗がん剤や放射線療法中の副作用で酷い乾燥肌で敏感肌になっている方でも使える保湿剤を』というところから研究開発が始まりました。そのため、敏感になっている肌に刺激を与えずに保湿をすることにこだわりぬいています。

その結果、ホルムアルデヒド・パラベン・化学染料・合成香料・アルコール・ホルモン性内分泌撹乱物質・動物由来成分・コメドジェニック成分・ジオキシン・石油化学製品を使わない保湿クリームとして誕生しました。

また、低刺激にだけこだわったのではなく、敏感になりヒリヒリとした酷い乾燥肌の状態=『肌のバリア機能』がダメージを負ってしまっている点にも着目し、セラミドやナイアシンアミドなどを用いダメージを負った『肌のバリア機能』のサポートをすることにも重点を置き、独自のBarrier Repair Complex™として、健やかな肌へ導きます。アメリカや韓国などでは大学病院や皮膚科200院に導入されています。

アトピーの方の肌はデリケートになっているので市販の保湿剤になかなか手をだしづらいこともあるでしょうが、ロベクチンのプレミアムクリームをアトピーによる酷い乾燥肌の保湿ケアとしてもお使いいただけます。

そこで今回は、改めてアトピーについて触れながらスキンケア方法や注意点などをご紹介します。

大人でも意外と多くの方が悩むアトピー。アトピーは完全に治るということが少なく、良くなったり悪くなったりを繰り返してしまうという点があります。原因も様々で、極度の乾燥や激しいかゆみがとても辛いものです。ケアの仕方や衣食住など、気をつけなければいけないことも多く、長年にわたり悩まされている方もいます。そんなアトピーと上手く付き合う、また、少しでも良くする対策法などをご紹介いたします。

そもそもアトピーとは?

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はじめに、アトピーとはもともと皮膚炎などのアレルギーを起こしやすい体質の人や生活上の様々な要因によって起こる症状で、皮膚の炎症・湿疹とかゆみを伴った皮膚の病気のことです。このように定義すると大げさかもしれませんが、軽度のアトピーから重度のアトピーまで症状は様々でも、世界にアトピーで悩んでいる人はたくさんいます。アトピーが厄介なのは完全に治るということが少なく、良くなったり悪くなったりを繰り返すという点です。そのため、子どもの時期にアトピーを発症し、大人になってもなかなか治らないという人も多くいます。これを「大人アトピー」と言います。もちろんアトピーは大人になってから発症することもあるので一概には言えませんが、改善や悪化を繰り返すその複雑な症状から、大人の方でアトピーに悩んでいる方は意外に多いのです。そんなアトピーの原因・対策などについてご紹介したいと思います。

アトピーの原因とは?

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ではアトピーの原因となるものは何なのでしょうか。結論から言うと、アトピーの原因ははっきりとは分かっていません。現在アトピーは何らかのアレルギーによって引き起こされると考えられており、その原因は実に様々です。複数の要因が複雑に絡み合って引き起こされていることも多いため、個々人によってアトピーの原因は違います。中でも、主なアレルギー要因としては、ダニ・ホコリなどのハウスダスト、花粉カビ食べ物ペットや動物の毛などが挙げられます。さらに家族の中に皮膚の弱い人やアトピーの人がいるなどの遺伝的要因、生活習慣、ストレス、肌体質などによっても引き起こされると言われています。このようにアトピーの原因は実に様々なのです。

アトピーを改善するには?

それでは、アトピーの症状を少しでも改善するにはどうしたら良いのでしょうか。まずはできるだけアレルギーとなる物質を取り除くことが大切です。可能な限りで良いので、家の中をこまめに掃除し、ハウスダストやダニなどのアレルギー物質を除去するようにしましょう。またカビもアレルギー要因となるため、カビの発生しやすい押し入れ浴室、空気循環の少ないトイレなどは定期的に換気するよう心がけましょう。

ダニはぬいぐるみやカーペット、寝具などに多いため、ダニの発生しやすいものは極力家の中に置かないようにすることも大切です。とはいっても寝具は必ず必要なものなので、こまめに布団を干したりシーツを替えるなど、清潔を保つようにしましょう。

また、布団を干す際には花粉や黄砂、排気ガスなどの汚染された空気によってもアトピーが悪化してしまう可能性があるため、花粉などにアレルギーがある方は布団は外に干さず、部屋の中から日光に当てるか、紫外線でダニなどを死滅させる布団クリーナーを使用する事をおすすめします。ただ、ここで見落としがちなのが「洗濯物」です。せっかく布団にはアレルギー物質がつかないようにと気をつけているのに、洗濯物は外に干しているという方も多いのです。肌に直接触れるものとしては、洗濯物も布団と同じです。できれば洗濯物も部屋干しにしてアレルギー物質がつくのを避けましょう。

症状を鎮める方法

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① 肌を清潔に保つ

症状を鎮める対策として、肌を清潔に保つことも大切です。特に夏場や運動した後などに汗をかいたまま放置しておくと、肌が不衛生になり強いかゆみを伴います。汗をかいたらこまめに拭いたり、面倒でも可能であればシャワーを浴びるなど肌を清潔にするよう心がけましょう。

また、アトピーの人はほとんどが「乾燥肌」だと言われています。皮膚は通常、皮膚の下にある皮膚膜や角質細胞などが水分の蒸発による肌の乾燥を防いでいますが、アトピーの人はこのバリア機能が弱い傾向にあります。皮膚が乾燥しているとこのバリア機能が上手く働かず、外からのアレルギー物質などの異物を防ぎにくくなり、かゆみや炎症を悪化させてしまいます。そのため普段からかゆみや炎症を伴っていない部分でも、スキンケアを心がけ、保湿クリームなどを使って保湿し、常に肌の潤いを保つようにしましょう。② 規則正しい生活を

さらにアトピーを改善するには規則正しい生活習慣食生活ストレスを溜めすぎないということも重要です。早寝早起きを心がけ、夜は十分な睡眠時間を確保するなど体の免疫力を高める健康的な生活をするようにしましょう。また食事についてですが、高脂肪のものはアレルギー反応を促進させるため、アトピーを悪化させてしまうというデータがあります。特にチョコやポテトチップなどの脂分の多いお菓子や、マーガリン、マヨネーズ、サラダ油、肉類などがアトピーには良くないと言われています。

このように食生活についても気をつけなければならないことが多くありますが、特に気をつけたいのが食物アレルギーについてです。アレルギーを引き起こす食べ物は人によって様々ですが、食物アレルギーを原因とするじんましんや湿疹、皮膚の荒れのせいでアトピーがさらに悪化してしまうことがあります。アレルギーのある食べ物が分からず、知らないうちに何度も食べてしまっていると慢性的に皮膚炎が起こり、さらに症状が重くなってしまうこともあります。これは遺伝的要因にも大きく関わっています。家族に皮膚の弱い人やアトピーの人、アレルギー体質の人がいる場合、何らかのアレルギー症状が出ていない場合でも潜在的にアレルギー要因に反応する要素を持っている可能性が高いので、一度医療機関でアレルギー検査を受けておく事をおすすめします。事前に自分のアレルギー物質や食べ物が分かり、それを避けることができればアトピーや他のアレルギー症状発症の可能性を低く抑えることができます。これは早く分かるに越したことはありません。

例えばアトピーに悩んでいらっしゃった親御さんのお子さんなどは、アトピーなどの症状が出ていなくても、遺伝的にアトピーを発症してしまうリスクを抱えている可能性があります。そのような場合でも「今はアトピーになっていないから大丈夫」と思わず、是非事前にアレルギー検査を受けさせることをおすすめします。

③ なるべく掻かない

アトピーにはかゆみがつきものです。掻いてはダメと分かっていても、ついつい掻いてしまうこともあると思います。しかしながら血が出るほどひどく掻いてしまうと、それだけ治りにくくなってしまいます。掻きこわしてかさぶたになった場所などは気になるため、かさぶたをつついたり剥がしたりとついつい触ってしまいがちになります。触ってしまうとかゆみがぶり返し、患部が治っていないにもかかわらず周辺に新たな掻き傷を作ってしまうことになりかねません。

このように、一度ひどく掻いてしまうと治りきる前に周辺を掻いてしまうことに繋がり、いつまでも治らないということになってしまいます。このような悪循環を繰り返していると、皮膚が多大なダメージを受けることになります。気づいた時には元どおりの皮膚に戻ることができなくなってしまいます。皮膚が厚くガサガサになり肌のキメが失われ、さらに皮膚自体が赤黒く変色してしまうこともあります。とくにひどい場合にはこの色素沈着が消えなくなる場合もあります。

皮膚の色素沈着は炎症や紫外線などの原因によってメラニン色素が皮膚の細胞に取り込まれる事によるものですが、通常、皮膚表面の表皮によるターンオーバーによってメラニンが取り込まれた細胞も剥がれ落ちるため、元の肌の色に戻ることができます。しかし何度も何度も掻くことで皮膚が強い炎症に継続的に晒される事になり、表皮とその下にある真皮との間の基底膜が崩れ、真皮にもメラニン色素が取り込まれてしまいます。真皮を作っている細胞にはターンオーバーが起こらないため、メラニン色素を取りこんだ細胞が入れ替わらず最終的に赤黒く色素沈着してしまうのです。とくに首や手、足など、目立ちやすい部分に色素沈着が起きてしまうと一生後悔することになりかねません。

こうならないために、一番良いのは「掻かないようにする」ことです。ただこれが一番難しいのですが、それでも痒くなってしまった場合に少しでもかゆみを抑える方法があります。それは患部を冷やす事です。冷やす事によりヒスタミンというかゆみ成分の分泌量を抑えることができます。また、氷や保冷剤などで冷やすことにより、皮膚にある神経を一時的に麻痺させることができるため、かゆみを感じにくくなるというメリットもあります。ただ冷やしすぎによる低温やけどには気を付けましょう。あくまでもハンカチなどを巻いた保冷剤で、かゆい所を優しく部分的に冷やすだけにして下さい。

かゆみを抑える工夫を

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また、かゆくならないようにする工夫として衣服などは締め付けの少ないものを選び、汗が乾きやすく風通しの良いものを身につけるようにしましょう。冬場には静電気の起きやすい素材やセーターなどの首周りなどがチクチクしてしまう毛糸素材は皮膚に刺激を与え、かゆみを引き起こしてしまうので避けるようにしましょう。女性の場合は下着など締め付けの強いものを身につけることも多いと思いますが、汗をかいても中々取り替えるということは難しいと思います。できればワイヤー入りの硬い下着は避け、コットンなどの天然素材のものでソフトに胸を支えてくれるものや、カップつきのキャミソールにするなど下着の工夫が必要です。特に汗が溜まりやすい場所である肘や膝の関節の内側・お腹周り・わき・首周りは汗をかいたらすぐに拭けるようハンカチや汗拭きシートを持ち歩くことも大切です。特に夏場は汗をかく機会が多いためアトピーも悪化しやすくなります。暑さだけでなく紫外線によっても肌の炎症は起きるため、紫外線を長時間浴びるようなお出かけは避け、体を冷やすものや小型の扇風機を持っておくなど工夫しましょう。

次に多くの人が見落としがちなのが「」です。軽度のアトピーの人に良く見られますが、日頃強く掻き壊すことはなくても、無意識のうちにぽりぽりと体を掻いてしまっていることはよくあると思います。この時に爪が長いと、爪の中に入り込んでいる雑菌などと一緒に患部を掻いてしまっていることになり、非常に不衛生でさらに症状を悪化させてしまう原因となりかねません。掻かないことが一番ですが、無意識に掻いてしまう事に備えて爪は常に短く切り、手も石鹸でまめに洗うようにするなど爪と手の清潔を心がけましょう。

また、中には掻かないように努力しているけれど、一向に良くならないという人も多くいます。その場合あることを疑って下さい。それは就寝中に掻いてしまっているかもしれないということです。起きている時間は意識的に頑張って掻かないようにしていても、就寝中に掻いてしまっていることがあるのです。さらに厄介なのは、就寝中は自制が効かないため、痒い部分を思い切り掻いてしまっている可能性があるということです。アトピーのケアは起きている間だけすればいいというものではありません。そのため、起床した時に身体中が痒くなっている場合や、アトピーの症状がひどくなっている場合などはほぼ確実に就寝中に掻いてしまっています。この就寝中のケアというのはアトピーに悩む人にとって落とし穴の時間帯とも言えます。

そのような場合は、睡眠時の衣類をシルク生地のものに変えてみるのもおすすめです。シルクが持つ理想的な天然の保湿成分「セリシン」は、肌への吸着性がとても高いので、シルクを身につけている部位をパックしているようにお肌に浸透して、乾燥や渇きから肌を守り、セリシン独自のやさしさで、お肌の潤いを保ちます。セリシンは人間の肌に含まれる成分と極めて近い組成であるため、お肌にも安心です

いかがでしたか?アトピーの原因とその対策についてご紹介しましたが、アトピーの原因が様々なだけに、各個人によって対策や気をつける事もこの他に数多くあると思います。大人になっても治りにくい症状でもあるため、あまり神経質になり過ぎず、ゆったりとした気持ちでアトピーと付き合い改善を目指していきましょう。今回ご紹介した事がアトピーの症状改善に少しでもお役に立てれば幸いです。

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