すっかり、ネットやSNS、ドラッグストアなどの店舗でも見ることが多くなったスキンケアコスメ「シカクリーム」どんな、スキンケアアイテムかご存知ですか。
美容大国として有名な韓国で数年前からシカクリームの人気が爆発しブームになっています!欧米や日本でも美容に敏感な人を中心に話題となり、今ではすっかりいろんなところで取り扱われるメジャーなスキンケアアイテムになっています。
といっても、スキンケアアイテムの中では、まだ新しい存在である「シカクリーム」
そこで今回は、シカクリームの魅力や、そもそもシカクリームとはどんなものなのかというところや、効果的な使い方までご紹介いたします♪
韓国発、いまや定番人気のシカクリームとは
Embed from Getty Images急に登場したイメージのあるシカクリーム。
シカクリームは、古くから傷に良いとされてきたハーブの1種「ツボクサ」のエキスを配合したクリームのことです。
ツボクサは、セリ科のハーブのひとつで古くから世界中で愛されてきました。ある言い伝えによると「野生の虎がケガをした時、体をツボクサの葉にこすりつけていた」と言われ、そこから「タイガーハーブ」と呼ばれることもあります。また、インドの伝統医療アーユルヴェーダでは「若返りのハーブ」としても愛用されています。
このように古くから使われてきた「ツボクサエキス」を配合し、さらにツボクサエキスに含まれる2つの成分に注目し活用しているのがシカクリームです。
・マデカッソシド(マデカソサイド)
・アシアチコシド
この、2つの成分には抗炎症作用・鎮静作用がありダメージを受けた肌を癒す働きがあるといわれ荒れた肌を美しい肌に整えてくれます。
私たちの肌は、常に見えないレベルで小さな炎症が起きています。この日々の小さな炎症がお肌の老化を進めていて肌をじわじわと傷つけシミやシワなどを引き起こしていきます。
お肌の小さな炎症はストレスや花粉・ホコリ・紫外線・気温の変化などさまざまで、全てを防ぐことは不可能です。この小さな炎症が積み重なってしまうと肌が健康な状態を保てなくなり、やがて肌荒れとなっていまいます。
そうならないように、普段からスキンケアで肌を健康な状態に保ってあげる必要があります。そこで、シカクリームに配合されているツボクサエキスやツボクサエキスから抽出されたマデカッソシドやアシアチコシドの鎮静作用が期待されているのです。
また、その作用からシカクリームは、ニキビや吹き出物といった赤く目立つ炎症にも期待されています。さまざまな肌トラブルをケアしながら、ダメージを受けにくいみずみずしい健康な肌へと導いてくれるでしょう。
シカクリームの「シカ」とは
Embed from Getty Imagesそんな、シカクリームの「シカ」とは、諸説があるのですが、シカクリームが肌荒れを、まるで肌を再生させたかのように綺麗に整えるという特徴が、韓国の薬局で販売されている「CICA CARE」(シカケア)という傷口に貼って皮膚を保護しながら皮膚の再生を促すジェルシートの「CICA CARE(シカケア)」とイメージが結びつき「肌再生 = CICA(シカ)」となり、シカクリームと名付けられたという説や、ツボクサの学名「Centella Asatica:センテラ・アジアチカ」にちなんで「シカ(CICA)」と名付けられといわれる説が有名です。
市販されているシカクリームには基本的には、マデカッソシド、アシアチコシド、ツボクサエキスのどれかの表記があり、マデカッソシドやアシアチコシドだけの表記の場合は、ツボクサエキスから抽出した物が配合されています。
そのため、シカクリームにツボクサエキスの表記がなくてもツボクサエキスが配合されていないのではなく、シカクリームとしての働きを支える成分をツボクサエキスから取り出した物が配合されているので、ツボクサエキスの表記のあるなしにこだわる必要はありません。
逆に、ツボクサエキスだけの表記のシカクリームもあり、その場合は、マデカッソシドなどを含んでいる、もともとのツボクサエキスを配合しているということです。
また、マデカッソシドやアシアチコシドに加えてツボクサエキスも配合されているパターンもあり、製造メーカーのこだわりや特徴が反映される部分です。
マデカッソシドやアシアチコシドをわざわざツボクサエキスから抽出する理由は、収穫する地域毎のツボクサに含まれるマデカッソシドやアシアチコシドの含有量が異なるため、濃度のコントロールが難しいからです。
そのため、シカクリームを作るときにはツボクサエキスから抽出したマデカッソシドやアシアチコシドを使用し、製造メーカーがそれぞれに思想に基づいて濃度をコントロールしています。
シカクリームの使い方
Embed from Getty Images有名になったとはいえ、まだまだなじみの薄いシカクリーム。「保湿クリームとは違うの?」「どうやって使うの?」と思う方も多いのではないでしょうか?そんな方に、シカクリームの使い方はこちら!
そもそもシカクリームって、いつ塗るの?と、思っている方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、正しい使い方で、シカクリームの実力を引き出して使ってみましょう。
シカクリームを塗る順番は、スキンケアの最後です!
シカクリームは、スキンケアの最後に薄く塗るのが基本です。まずは、普段のスキンケアで肌を整えましょう。洗顔後、化粧水や美容液で肌を整えたら、乳液や保湿クリームの前にシカクリームを使用します。
使用する量は、ニキビや肌荒れが気になる部分に重ね付けするのがポイントです。人差し指に米粒大を取り、気になる部分に優しくなじませます。特に、頬や顎などの広い範囲に使う場合は、指先に少量ずつ取って、丁寧に塗るのがコツです。
シカクリームは、肌を整える効果が高い一方で、保湿効果が物足りないと感じる方もいらっしゃるでしょう。その場合は、化粧水などで与えた水分を閉じ込めるために、シカクリームの後に乳液や保湿クリームを使用しましょう。
シカクリームにも保湿効果はありますが、保湿クリームと比べると保湿効果が高くない物もあるので、化粧水などで補給した水分を閉じ込めるためにも乳液や保湿クリームは、シカクリームとは別で使用するのがオススメです。(※各、シカクリームの使用方法を確認してみてください。)
また、シカクリームは、朝晩のスキンケアに取り入れるのがおすすめです。特に、日中の紫外線や乾燥から肌を守るために、朝の使用をお勧めします。夜は、一日の肌の疲れをケアするイメージで、夜のスキンケアに取り入れてください。
使用の順番(例
洗顔 ▶︎ 化粧水 ▶︎ 美容液 ▶︎ シカクリーム
シカクリームを使うときのポイント
ニキビが気になる人
シカクリームは肌荒れしがちな肌を、健康で落ち着いた肌に整えるので、ニキビができやすい人におすすめです。使い続けることで、肌が整い肌荒れしにくい肌に導きます。
ニキビ跡が気になる人
ニキビ跡は、メラニンと呼ばれる色素が原因です。シカクリームは肌を健やかな状態に導いてくれるので、ターンオーバーが整っていきメラニンの排出も促されていくことが期待できます。
乾燥肌の人
乾燥して肌のバリア機能がダメージを受けてしまっている肌の、いつものお手入れにシカクリームをプラスすることで優しく整えてくれます。
長く続くマスク生活などで、肌荒れからも注目を集めているシカクリーム。
ニキビや吹き出物など肌トラブルに悩まなくてすむ肌を目指したいですよね♪しかも、いつものスキンケアの仕上げに使うだけと簡単なところが優れもの♪
シカクリームは効果がないといった声もありますが、どのスキンケアアイテムでも同じですが、スキンケアアイテムは魔法のアイテムではないので、しばらく続けることが重要です。
また、同じシカクリームでも商品によって使用方法や若干異なっていたり、使用感が異なるので、自分が使いやす物を選ぶことも重要です。
シカクリームの効果
シカクリームには、肌の美しさを保つ様々な効果が期待できます。主な効果は以下の通りです
肌を整える効果:シカクリームに含まれるツボクサエキスや、そこから抽出されたマデカッソシド、アシアチコシドは、肌を健やかに保つ成分です。肌の赤みや炎症を鎮め、肌荒れを防ぎます。
肌荒れをケア:シカクリームの抗炎症作用が、ニキビや吹き出物などの肌荒れを優しくケアします。肌の赤みや炎症を鎮め、美しい肌へと導きます。
ターンオーバーを整える:シカクリームは、肌細胞の生まれ変わりをサポートします。古い角質が剥がれやすくなり、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が整います。その結果、ニキビ跡やシミ、シワが改善し、健やかな肌へと導きます。
保湿効果:シカクリームは、肌に潤いを与える働きもあります。肌に水分を補給し、バリア機能をサポートします。特に、季節の変わり目や乾燥が気になる方にオススメです。
シカクリームは、肌を健やかに保ち、肌荒れを防ぐことが期待できるスキンケアアイテムです。肌トラブルを抱えた方や、健やかな肌を目指したい方におすすめです。ただし、効果には個人差がありますので、ご自身の肌の状態を観察しながら、ご使用ください。
おすすめのシカクリーム
低刺激スキンケア ブランド ロベクチンから発売中のシカクリーム、ロベクチン シカバームはCICA成分のマデカッソシドを液状の希釈された抽出物ではなく、粉末原料の高濃度の物を使用。
また、シカクリームとして他にはないと特徴として「カラミン」を配合しています。カラミンは古くから殺菌作用のある軟膏薬などに使用されているカラミンローションの主成分で、カラミンには肌荒れを防ぐ効果や皮膚を保護する効果がありデリケートになった肌を優しく落ち着かせます。
ロベクチン シカバームは、特に肌荒れに特化したシカクリームとなっています。
また、その特徴的なピンク色はカラミンからきています。
シミ取りレザー後、肌が悪化。赤みが落ち着いた感じがします。
肌表面に赤みと少しほてりを感じていましたが、3日ほど夜にぬり翌朝かなり改善されていました。
アトピー肌の主人の顔にぬってもしみたりせず、保湿もされて少し落ち着いたようです。
品質が安全なものだということがよくわかりましたし、使い続けた効果を楽しみにしています。
ニキビが減りました。香りもとってもいいです。
\ゆらぎがちな敏感肌に/
肌荒れを防ぎ、うるおう健やか肌
肌荒れケアに特化したシカクリーム
シカケア バーム