毎日の保湿ケアやスキンケアで、目尻・ほうれい線・頬などはしっかりするけど、おでこは簡単にパパッと済ませてしまっていたり、逆に皮脂が気になってゴシゴシと洗顔を念入りに行ってしまっていたりしていませんか?
それが、おでこの乾燥につながっている可能性があります。
乾燥が酷くなってしまうとファンデーションのノリが悪くなったり、おでこが粉をふいたり、皮がむけたり、、、お肌のバリア機能が低下してしまい、かゆみが発生したりと、だんだん潤いが失われることによってシワにつながってしまいます!
皆さんもご存知のように、おでこのシワは一度できてしまうと簡単には改善することこが難しいので、おでこの乾燥を防ぐお手入れはとっても大切です!
おでこが乾燥するとこんなトラブルが
おでこの乾燥が、知らず知らずのうちに進んでしまうと、、
- ・カサカサと粉をふく
- ・皮むけが起こる
- ・かゆみが出る
- ・赤みが出て炎症となる
- ・小じわが発生する
しかも、乾燥する → かゆくなる → かいてしまう → 皮むけや粉がふく → 肌が炎症する → かゆくなる、、これを繰り返してしまう負のループにはまってしまいます。そして、気がついた時には肌がダメージでボロボロになってしまっているといった事に繋がりかねません。
おでこが乾燥する原因
「おでこって結構テカりがすごくてメイクした後も皮脂が浮いてくるよ?」
なのに、なぜ乾燥してしまうのでしょうか?
そう思う方が多いのも当然、おでこは皮脂腺が多いので気温や室温が上がり暑くなると汗が分泌されやすいためなのです。その為、肌が潤っているように思いがちなのです。
ですが、肌の内側は汗をかく事によって水分量が減り、汗が蒸発することによって、さらに水分量が不足し実は乾燥してしまっている場合があるのです。
そのため、肌に必要な水分と油分をバランスよく補いながら肌の内部に水分をとどめられるスキンケアが大切です。
おでこの乾燥に重要なポイント、皮脂?皮脂腺?って
《皮脂とは》
皮脂腺からの分泌物で皮ふの表面で汗と混ざりあい皮脂膜となって皮ふの表面を覆い水分の蒸散を防いでるものです。
顔のTゾーン(おでこ・鼻・あご)は皮脂の分泌力が強く、毛穴がつまってしまうことがあります。
毛穴がつまってしまうと肌トラブルを起こしやすくなります。そのため、適切なケア(洗顔)でお肌を清潔に保ちながら保湿をするといった水分を保つケアが重要です。
《皮脂腺とは》
毛包(毛を包みこんでいる部分)とともにある器官で、血液から糖分など皮脂の成分となるものを取込んで皮脂を作り出しています。皮脂腺は毛の生えているところにはどこでもあり、顔の場合はTゾーン(おでこ・鼻・あご)に多くあります。手のひらや足の裏にはありません。
また、皮脂の分泌量は季節や年齢、環境で変化します。気温が高いと多くなり低いと少なくなります。
皮脂の分泌量は思春期から増え20代前半をピークに次第に減少し、女性は閉経後に減少傾向が強く皮脂の量が減ることで肌に水分を保つことが難しくなり乾燥肌になりやくなります。
そのため、おでこの乾燥は年齢を重ねた肌で起きやすくなります。
おでこの乾燥や皮むけの主な原因は、肌の乾燥と紫外線による肌ダメージによるものです。
肌の乾燥は、肌のバリア機能を低下させます。バリア機能が低下すると、肌は外部からの刺激や乾燥に弱くなり、乾燥や肌荒れを引き起こしやすくなります。特に、おでこは皮脂腺が少なく、皮脂による保湿がされにくいエリアのため、乾燥しやすい傾向にあります。
また、紫外線は肌の弾力や潤いを保つコラーゲンやヒアルロン酸を分解し、肌の乾燥を加速させます。さらに、肌のターンオーバーを乱し、古い角質が剥がれにくくなることで、皮むけの原因にもなります。
おでこの油分・水分量が低下し、肌のバリア機能が低下し、おでこの皮むけがおこったり肌荒れやシワなど肌トラブルの原因につながってしまいます。
これらのことから、おでこの乾燥・皮むけを防ぐためには、肌の乾燥を防ぎ、紫外線対策をすることが大切です。
おでこは外部刺激を受けやすく乾燥に繋がりやすい
おでこは実は、外部の刺激を受けやすい部位です。
前髪がある場合、つい前髪に気をとられがちなのですが、おでこに前髪が触れていることがすでに摩擦刺激となっています。
さらに、ワックスやヘアオイル、スプレーなど整髪料が髪に付いている場合、おでこにも、それらの整髪料が付着することになり刺激に繋がってしまいます。また、シャンプーやリンスをなどを流す時もおでこや髪の生え際に流しきれていないシャンプーやリンスが残ってしまっていることがあり、それら全てが、刺激に繋がり肌がダメージを受け乾燥・皮むけ・粉ふき・吹き出物・ニキビといった肌荒れの原因となりやすいので注意が必要です。
おでこの乾燥を防ぐにはどうすればいいの?
おでこの乾燥を防ぐには、これが大切!
基本は正しくスキンケアを行うことと、刺激に繋がってしまうことをなるべく避けることです。
「なんだ、それだけか」と、思うかもしれませんが、意外と忘れがちなのが「おでこ」なのです。
おでこは皮脂腺が多いと伝えしましたが、皮脂腺が多いということは汗をかきやすいので、汗はこまめに清潔なハンカチなどでやさしく拭き取って清潔に保ちましょう。汗をかいたまま放置するとホコリなどが付着し刺激になったり雑菌が繁殖してしまい肌荒れの原因になってしまいます。
\ポイント/ おでこの乾燥には優しい洗顔を心がけましょう
スキンケアの土台!洗顔で、おでこを清潔に保ちましょう!
【重要!】
おでこは特にベタつくからといって洗浄力の強い洗顔料やクレンジングで念入りにゴシゴシと洗ってしまうのはNG!
低刺激の洗顔料を使ったとしても長時間洗いすぎるのもNGです。
「ゴシゴシ洗顔」や「洗浄力の強すぎる洗顔料」を使うと、お肌の潤いに本来必要な皮脂まで洗い流されてしまい、おでこの粉ふきや皮むけといった乾燥肌の原因になってしまいます。
また、ゴシゴシ洗ってしまうと肌にダメージを与えてしまい『肌のバリア機能』の低下を引き起こし、乾燥肌の原因になってしまいます。同じ様に低刺激の洗顔料を使ったとしても、長時間洗顔を行うと洗浄成分が肌の刺激になってしまいます。15〜30秒以内を目安に洗顔を終わる様にしましょう。
肌に必要な皮脂が肌表面からなくっなってしまうと肌は皮脂を多く分泌して乾燥から守ろうとします。パッと見や触った感じがギトギト・ベタベタしているのに肌の内側では実は乾燥してしまっている状態になってしまいます。
これが、今よく聞くインナードライ肌と呼ばれる状態です。
そのため、できるだけ低刺激の洗浄力がマイルドな洗顔料やクレンジングを使用するのがオススメです。
洗顔をする時は泡をしっかり立て(ホイップクリームのようにツノが立つぐらい) 肌を泡でなでるように優しく洗います。しっかりと泡立てた泡で“指や手のひらを感じないぐらい”の優しで洗うのがポイントです。
また、リキッド(液状)タイプやジェル状の洗顔料で肌の上を滑らせる様に優しく洗うといった方法もオススメです。
洗顔が終った後は、しっかりと泡を洗い流しましょう。この時、熱いお湯で流すのは絶対NGです!熱過ぎるお湯は肌にダメージを与え乾燥肌の原因となってしまいます。ぬるめのお湯で洗い流しましょう。忘れやすい生え際もしっかり流しましょう。
《おでこの粉ふき、皮むけにオススメの低刺激 洗顔料》
肌と同じpH5.5の弱酸性でお肌を洗うことができる低刺激の【ジェルタイプ洗顔料】ロベクチン アクア ジェントルクレンジングジェル(旧:エッセンシャルクレンザー)
乾燥が気になる「おでこ」を保湿ケアしながら洗顔ができるのでおすすめです。
シャンプーやトリートメントの際も、髪の毛の生え際やおでこにすすぎ残しがあると肌トラブルの元になるので、 すすぎはしっかりして、すすぎ残しが無いように気をつけましょう!
洗顔を入浴中に行う場合は、お風呂から出る直前に行うことがオススメです。
通常、髪の毛から洗って、洗顔、体を洗うといった流れが多いと思いますが、お風呂から出る直前に洗顔を移動することでシャンプーやリンス・トリートメントなどのすすぎ残しがあったとしても、洗顔できちんと流すことができ肌にも優しくなり、お風呂から出た後の保湿ケアまでの時間も短くすることができて一石二鳥です♪
おでこの乾燥(粉ふき・皮むけ)対策に、洗顔後はしっかり保湿ケアを
おでこの乾燥(粉ふき・皮むけ)対策には洗顔後できるだけ素早く保湿ケアをすることが大切です。
おでこに化粧水をつける時、頬につけた化粧水の残りで済ませていませんか?
おでこは面積が広いので頬につけた化粧水の残りでは足りていないかもしれません。
おでこにも化粧水をしっかりと浸透させましょう。足りないようであれば改めて化粧水を出し、おでこにもきちんと化粧水をつけましょう。
《保湿にオススメの化粧水》
化粧水の後は保湿クリームなど油分を含んだ物を、肌に塗ります。もちろん、おでこも忘れずにしっかりと!せっかく入れた水分が蒸発しないようにすることが最も大切です。化粧水だけで終わらせてしまうと汗と同じようにだんだんと蒸発していき余計に肌の乾燥がひどくなる可能性があります。
《ポイント》
保湿をする時に「化粧水だけ」で終わらせてしまう人がいますが、乾燥した肌に良くないのでおすすめしません。
保湿のためと思ってせっかくいれた化粧水が時間とともに蒸発していく時に肌にもともとある水分を連れて蒸発していってしまい、乾燥肌がひどくなってしまう原因になってしまいます。
水分は時間とともに蒸発していってしまうものですが、できるだけ肌にとどめる時間を長くすることが大切です。
そのためにも、油分をふくんだ保湿クリームや乳液、オイルなどで「膜」を作ってフタをすることが重要になります。すでに乾燥した「おでこ」に悩んでいる場合は、人がもともともっている「膜」となる肌のバリア機能の水分と油分のバランスが崩れていることが多いので、水分だけではなく油分も与えてあげるケアがとても大切となってきます。
また、「年齢を重ねるにつれ、おでこも乾燥しやすくなる」ということを覚えておいてください。
若いころに、おでこのテカリやニキビに悩まされた方は、油分をスキンケアで補うことに抵抗を持ちがちですが、年齢を重ねた肌は皮脂の分泌が低下しているため油分不足になっていることがあります。そのため、若い時の感覚のまま、おでこの保湿ケアを敬遠する傾向があります。
保湿ケアの不足は乾燥の原因。年齢に合った保湿ケアをすることが大切です。
乳液やクリームなど油分が多いスキンケアアイテムを使うことに抵抗のある方は、水分・油分のバランスがよく補なえる美容液などを上手に活用するのもおすすめです!
《油分が気になる方にオススメの保湿美容液》
《油分が気になる方にオススメのさっぱり保湿クリーム》
《化粧水の後にオススメのフェイスオイル》
《化粧水の後にオススメの超低刺激 保湿クリーム》
美容オイルや保湿クリームも化粧水と同じように他の部分の余りを、おでこに塗るのではなく、おでこにも十分な量をしっかりと塗る事が大切です。
特に最近は、年中エアコンが使われている場所が多いので、例え夏であっても、おでこを含めた肌が乾燥しやすい環境が整ってしまっていますので、年間を通して正しく保湿ケアをすることが、おでこの乾燥を防ぐ有効な対策です。
おでこの乾燥・皮むけ防止に紫外線対策は必須!
紫外線は、一年中降り注いでおり、季節や天気に関わらず、肌にダメージを与えます。特に、紫外線が強い春から夏にかけては、しっかりとした対策が必要です。
帽子や日傘は、紫外線をカットするだけでなく、直射日光から肌を守ってくれるので、外出時は積極的に活用しましょう。
また、日焼け止めをこまめに塗り直すことも大切です。SPF50+、PA++++の日焼け止めを選択し、2~3時間おきに塗り直すと良いでしょう。
さらに、最近では、帽子や衣服にUVカット加工が施されたものも多く販売されています。こうしたアイテムを取り入れることで、より効果的な紫外線対策ができます。
おでこの乾燥・皮むけを防ぎ、美しい肌を保つためにも、毎日の紫外線対策を習慣化しましょう。
生活習慣も改善して、おでこの乾燥・皮むけを防ごう
おでこの乾燥・皮むけを防ぐためには、毎日の生活習慣を見直すことも大切です。
【睡眠時間を確保する】
睡眠不足は、肌のターンオーバーを乱し、乾燥や肌荒れの原因となります。十分な睡眠時間を確保し、肌の回復力を高めましょう。理想は7~8時間の睡眠です。
【水分補給を忘れずに】
肌の乾燥を防ぐためには、体の内側からの保湿も重要です。一日に十分な量の水分を摂取しましょう。水だけでなく、お茶やスムージーなど、水分が摂れるものであればOKです。
【ストレスを溜め込まない】
ストレスは、肌を含めた体の様々な不調の原因となります。ストレスを感じたら、深呼吸や軽い運動、趣味などのリラックス方法を見つけ、上手に発散させましょう。
肌の健康は、体の内側からのケアも大切です。毎日の生活習慣を見直して、おでこの乾燥・皮むけとさよならしましょう。
乾燥しらずのキレイな「おでこ」で素敵な笑顔!自信の持てる肌へ!
カサカサと乾燥していない、なめらかでしっとりした潤いあふれるおでこなら、アップスタイルの髪型や前髪をいろいろヘアアレンジしたりと楽しめますよね♪
ついつい他の部分のついでケアをしてしまいがちな「おでこ」。
自分もそうかも・・・と思った方は、今日からちょっとだけ「おでこ」にも気をつけて保湿ケアしてみてください!ちょっとの変化が、あなたのお肌をきっと自信に変えていきますよ!
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