寒い冬も終わり、春本番の暖かさも感じられる今日この頃。しかし暖かくなったと思えば次の日急に寒くなったり、寒暖差が激しい季節でもあります。
そんな環境の変化に肌もついていくことができず、春は肌荒れを起こしやすい季節でもあるのです。
また、3月は実は9月よりも紫外線が多かったり、花粉や黄砂、ダニ、ほこりなどが春風に混ざって飛び交い、外的刺激が多い季節です。
肌が敏感なこの時期にこれらが肌に付着すると、カサつきやかゆみ、赤み等のトラブルを引き起こしてしまうこともあります。
今の肌は、冬の肌
肌は季節とともに変化しますが、前のシーズンの影響が出るまで時間がかかります。なので、この季節は冬に生まれた細胞が「ターンオーバー」によって肌表面に現れ出す頃です。
冬にしっかりケアをしていたにしても、していないにしても、厳しい寒さと乾燥によってダメージを受けた時期に生成された肌が今、肌表面に出てきているのです。
また、紫外線の少ない冬を経た今の肌は一年のうちで最も明るく、紫外線に対しても無防備な状態と言えるのです。
冬並みのスキンケアを
冬の寒く乾燥した季節が終わったとしても、実際には5月頃まで湿度はあまり高くなく、乾燥した日が続きます。気温に関しても11月の頃とあまり変わりません。
たまに汗ばむ陽気の日もあったりして、気分はすっかり春モードになりがちですが、油断せずに冬並みのスキンケアを行うことが大切なのです。
春は一段と「バリア機能の強化」が重要
上記に記載した通り、春は花粉、ダニ、ほこりなどが飛び交い、肌に刺激となる物質が付着しやすい上、密かに紫外線も多い時期です。バリア機能が壊れていると、これらの外的刺激が肌トラブルを招く要因となってしまうので、冬以上にバリア機能を高める必要があります。
入浴後にはセラミドなど、バリア機能を高めてくれる成分が入っている美容液や保湿クリームを使用して、しっかりケアを行いましょう。
快適なシーズンだからと油断せず、しっかり保湿ケア、UVケアを行うようにしましょう。