肌荒れにはいろいろな原因があり、20代・30代・40代と年齢によっても原因は異なります。
でも、最近特にどの年代でも多い原因なのがマスクの着用です。
この記事では、マスクの着用が避けられない今、少しでも快適に肌を保ちながらマスクを着用していく方法を解説していきます。
「人に迷惑をかけたくないけど、肌荒れがストレスで…」
「少しでも肌が荒れないようにしたい…」
そんな悩みを感じている人はぜひ一読してみてください。
マスクの着用による肌荒れの原因は大きく分けて4種類
マスクの着用による肌荒れには大きく分けて4種類の原因が考えられます。
それぞれチェックしていきましょう。
ニキビ菌や雑菌の温床に
適度な湿度と温度が保たれたマスクの内側はニキビ菌や雑菌にとっては天国のような環境なのです。
どれだけ清潔にしていても口の中には菌が存在しています。その口の中の菌がしゃべる時などに飛んだ唾液に含まれ、マスクの内側に付着します。
そして温度も湿度も高いマスクの中でどんどん繁殖してしまい肌荒れやニキビを起こす原因となることがあります。
実は肌が乾燥しやすい環境に
マスクの内側は呼吸や汗で常にムレているので『乾燥?』と思いがちですが、マスクを外した時、急激に肌に付着していた水分が蒸発してしまいます。
その時、角質層のうるおいまで一緒に蒸発させてしまうため肌を乾燥させてしまいます。その結果、肌のバリア機能が低下してしまい敏感肌や肌荒れの原因になってしまいます。
マスクと肌の摩擦
マスクをしたまま会話をする時にマスクが動いたり、水分補給をするために外したりと、意識してみると結構な回数でマスクを動かしています。マスクで覆われている肌はマスクの繊維と直接触れているため、マスクの着脱や動かす時などの擦れが刺激となり、肌が反応して荒れる原因になることがあります。
またガーゼ・布素材のものより、不織布マスクの方が一般的には摩擦が強い傾向があります。
ストレスからくる肌荒れ
もともとマスクをするのが苦手で今までほとんど着けたことがなかったのに急に長時間の着用を避けられないことによるストレスからくる肌荒れ。
肌を快適に保ちながらマスクを着用していく方法
しばらくマスクの入手が難しい時期もありましたが、不織布のマスクが入手困難な時期に布マスクを手作りしたり、アパレルメーカーをはじめ様々な業種の企業も布マスクや和紙素材のマスクなど、オシャレな物から高機能を売りにしたものなど様々なマスクを開発したり、異業種のメーカーが不織布マスクの製造を開始したりと最近は比較的入手しやすくなってきました。
抗菌機能のあるマスクを使用する
どんなに、肌を綺麗に保っていても肌には常在菌が存在します。口の中にも存在します。これらの常在菌は通常増えすぎなければ悪影響は無いのですが、マスクで顔を覆ってしまうとマスクの内側でどんどん増殖していってしまいます。そして湿っていて暖かいマスクの内側の環境は菌たちからすると天国のような環境のためどんどん増殖し悪影響がでるほど増えていってしまうことがあります。
そんなふうに菌を増やしてしまわないためにも、抗菌機能のあるマスクがおすすめです。 外部からの防御だけでは無く、内側の菌の増殖を抑制して肌を守ってくれます。
同時に、防臭機能のあるマスクだと長時間着用で気になる臭いの発生も抑えてくれるのでおすすめです。
抗菌や防臭機能は布マスクに備わっていることが多いのですが、「不織布のマスクがいい」という方にはスプレーをかけて抗菌機能を持たせる商品もあるのでぜひ利用してみてください。
肌に触れても優しい布素材を使ったマスクを使用する
不織布のマスクは花粉・微粒子・ウィルスを捕集するという目的のため、あえて繊維をキレイに折らずバラバラの状態で隙間を小さくし、また繊維同士の摩擦で静電気を発生させウィルスなどを捕集しています。 そのため、通常の布と比べるとどうしても肌触りはゴワゴワし肌への摩擦も強くなってしまいます。
今、行なっているマスクの着用は『他の人へ飛沫を飛ばすことを防ぐ』ことが主な目的です。
飛沫は花粉・微粒子・ウィルスなどに比べ大きな粒子なので、きっちりとサイズがあって隙間なく着用できていれば布マスクであっても十分役割を果たすことが可能です。
不織布のマスクでなければダメな職場以外であればサイズのきちんとあった肌に優しい素材を使った布マスクを使ってみてはいかがでしょうか? 可能であれば、フェイスシールドにしてみるのもいいかもしれません。
ファッションの一部として楽しむ
「マスクをしなければいけない!」と思い込んでしまうと、どうしても苦痛になってきてストレスになってしまいます。思い切ってファッションアイテムのひとつと思ってオシャレに楽しみましょう! スポーツ用やブランド、アパレルメーカーなどいろいろなデザインが出てきているので服にあわせてコーディネートして楽しみましょう。
接触冷感の物やメッシュ素材など夏向けの物も多く出ています♪
スキンケアはしっかりと
暑い時期は実感としてわかりやすいですが、マスクの下はベタベタになっています。
いくら抗菌機能のマスクを着けていたといっても肌を清潔にすることを忘れてはいけません。 一日の終わりにはしっかりと洗顔・保湿を忘れずに。洗顔は洗いすぎにもご注意ください。
マスクを着ける前に肌荒れから保護・ケアしてくれるこちらもおすすめです。