乳がん治療による皮膚障害を抱える方へ

年々、乳がんを発症する女性は増加傾向にあり、現在では女性の12人に1人が乳がんを発症すると言われています。最近では、元女子プロレスラーの北斗晶さんや、キャスターの小林麻央さんが乳がん発症を告白され、話題となりました。

誰もがなりうる乳がん。治療法も様々ですが、治療によって起こる皮膚障害に関して紹介します。

治療によって起こる皮膚障害

乳がんの治療法としては、その状態やステージに応じて、ホルモン療法放射線治療化学療法外科手術などがありますが、乳がん治療の際の皮膚障害には、放射線治療によるものと化学療法によるものがあります。

放射線治療による皮膚障害

まずは放射線治療による皮膚障害についてです。放射線は細胞に直接働きかけることで、がん細胞の増殖能を不能にしていきますが、これは正常な細胞にも働きかけてしまいます。その中でも皮膚は特に細胞の増殖が活発な部分です。そのため放射線の影響を受けやすく、皮膚の水分が蒸発して減少していきます。放射線治療による皮膚障害は、治療を開始して3〜4週間程度で発症することがあります。

症状としては、日焼けのように皮膚が赤くなったり、かゆみが出現したりします。放射線を当てる範囲が広ければ広いほど副作用は強くなることがあります。また汗腺などの働きが一時的に衰えたり皮膚がカサカサしたりすることもあります。このような症状が出た場合には皮膚を清潔に保ったり、保湿をしていくことが大切です。またこのときに使うクリームは香料添加物アルコール成分が入っていないような刺激の少ないものを選ぶようにすることが大切です。またこのような皮膚障害は、放射線治療が終了すると次第に落ち着くようになります。

化学療法による皮膚障害

次に化学療法による皮膚障害についてです。これには色素沈着爪甲異常手足症候群などがあります。

色素沈着

色素沈着は皮膚などにメラニン色素が沈着することによって、皮膚が褐色や暗褐色になってしまうというものです。色素沈着への対処法としては、日光をできるだけ避けるようにしたり、日焼け止めクリームを使って日焼けを予防をしていきます。

爪甲異常(そうこういじょう)

爪甲異常は爪の成長が阻害されたことによって爪甲を横断する線状の凹凸が形成されるものです。対策としては爪を切りそろえて皮膚を傷つけないようにしたり、ベースコートを塗って爪表面を保護したりします。

手足症候群(てあししょうこうぐん)

手足症候群は化学療法を始めてから数日から数週間後に発症することがあります。手のひらや足の裏の皮膚がヒリヒリしたりチクチクしたりする症状が出たり、知覚過敏やほてり、腫脹が発症したりします。さらに症状が悪化すると赤く腫れあがり、痛みを生じるようになります。これにより、ものがつかめなくなったり歩くことができなくなったりします。これにはまだしっかりとした治療法はなく、予防していくことが重要になります。そのため保湿剤を治療開始直後から使用するようにしたり、長時間の歩行などを避けて、なるべく足に負担がかからないようにしたり、肌に刺激の少ない靴下を使用するようにしていきます。

発症した場合にはクリームを使用したりステロイド外用薬を使用したりします。さらに悪化した場合には抗がん剤の治療を中止していく必要があります。 このように放射線療法と化学療法では副作用が異なるため、違う症状が出現します。また化学療法と放射線療法を組み合わせた治療を行っている場合があるため、その場合には皮膚障害のリスクがさらに上がっていると言えます。またこのような症状は治療を終了すると軽減するものもありますが、中には回復までに長い時間を要する場合もあります。

症状が出た場合には医師などに相談し、症状に合った対処法を早い段階から行っていくことが重要です。

lp161007-ba

今すぐ試す!超低刺激・高保湿クリーム【ROVECTIN】
こちら

ロベクチン|超低刺激・高保湿クリーム

  • セラミドをはじめ多彩な美容成分配合
  • 皮膚バリア機能を強化し、潤い閉じ込め長時間持続
  • 超低刺激・高保湿クリーム&ローション
  • Skincare for lifeーロベクチンー